ひどい風邪をひいてしまい、熱が下がらないアリサコードです。ハローです。
困ったな、というか「不便だな」の方が毎回風邪の時には思います。
さてさて、私が風邪をひき始めたのは先月末。なんだかおかしいな、一日休んでみようかなと思い、ベッドでゴロゴロしていました。私は家でじっとしていられない人なのを主人は知っているので、彼は「どうしたの?大丈夫?」と声をかけてきてくれました。いやあ嬉しい。久しぶりに心配してもらえたなあ、なんてうきうきと思っていたのですが、これがどっこい、夜になって38度を超えた頃、「ねえ、簡単な麻婆豆腐作れない?」と聞いてきたのです。熱がある時は反論する元気自体がないので黙って作り、少し元気になった時に文句を言いました笑。自営業兼主婦の嫁を舐めるなよ笑。
さーてそんな風邪っぴきの私が今ハマっているドラマをご紹介します。
「ナオミとカナコ」です。
・キャスト
広末涼子と内田有紀。この二人が親友同士で共犯の役をやっています。率直に言うと、これは最高のキャスティングだと思います。二人とも演技が上手。鬼気迫る表情につい感情移入してしまいます。また、内田有紀の配偶者役、兼中国人のそっくりさん二役を演じる佐藤隆太に感動しました。佐藤隆太といえば私の中では、穏やかで笑顔の素敵な青年というイメージだったのですが、DV夫のあの表情はそれそのものだと感じています。これから夫の「服部達郎」が死んで「林竜輝」としての出番が増えて行くと思いますが、そちらも楽しみです。
それにしても圧巻の中国人女性社長役、高畑淳子。最高にして完璧ですね。この人がいなければ、このドラマはどこか「おかしみ」「味」がなくなってしまうと思います。個人的に昨年から中国語を勉強しているので、少しだけ中国語が出てくるのも嬉しいです。私は割と中国人の「友愛」「家族愛」の精神と、ガツガツ行く良い意味での図々しさが好きなのです。そんな私の好きな中国人の精神を演じてくれている高畑さん。非常に魅力的です。てか中国人にしか見えないし笑。
・原作
原作は大好きな奥田英朗氏。これはおすすめです。一気に読めるほど面白い。そして何度も読み返してしまうほど一行一行が面白すぎます。読み終わるのが惜しいと思ったのは何年ぶりかしら、というくらい面白い原作でした。奥田さんは、とても読みやすい文章を書く方なので大好きです。特に結婚してからはこの方以外の小説はあまり読んでいません。仰々しくない文章にとても好感を持っています。原作を何度も読んでいるのでネタはわかっているのですが、ちょいちょいドラマだけでしか出てこない表現があります。今回だと殺害した後にカナコがナオミに出したサンドイッチは卵サンドではなくカツサンドでした。そんなところもドラマ版ならではなので、楽しみにしています。
現時点でもう来週が楽しみでなりません。内田有紀のファッションもかなり私好みで、達郎を殺めてしまってからの心の動きによるファッションの変化も楽しみにしています。(ドラマだからとくに変化は持たせないかもしれませんが)
今期のナオミとカナコ、本当に楽しみです。ドラマの枠を超え、オリジナルで映画化なんてしてくれちゃったら嬉しいなあ。それくらい毎週木曜日を楽しみにしています。
カテゴリー:ALISA
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